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Passion

私たちの思い

私たちは、自らの境遇によって未来を奪われた難民たちが、
自らの境遇を乗り超えて、未来を描けるような社会を作ります。

Issue

取り組む課題

難民として日本に逃れてきた人が
自らの未来をデザインできる環境にないこと。

今、2秒に1人が国を追われている。

世界で紛争や迫害により、強制的に家や故郷を追われた人の数は第二次世界大戦後、最大の6850万人。UNHCRの統計では世界では2秒に1人が自分の住んでいる故郷から逃れざるを得ない状況にあります。

難民になるということは、日々築いてきた人間関係、キャリア、財産、社会的地位、家族や親戚、友人、恋人と過ごす日常が、突然失われること。希望を求め逃れた人たちは、私たちの住むここ日本にもいます。

日本では、この難民認定申請数が急増しており、2017年には約2万件になりました。

難民として逃れて来た彼らの唯一の希望は、難民として認定を受けることです。難民認定を受けると、受け入れ国の国民に準する権利を保障されるようになります。しかし、日本の難民認定率は、G7+韓国のの8ヶ国の中でも最低水準の0.3%です。

なぜ日本の難民認定率が低いのか?

01 難民条約の厳格な解釈

難民条約は、本来東西冷戦の中で東ヨーロッパの共産主義の国から、西ヨーロッパの自由主義の国に逃れる「政治難民」や「亡命者」の保護のために1951年に策定された国際条約であり、厳密に言うと破綻国家の中から逃れる難民や紛争難民は定義に入りません。難民の定義を改める必要性から、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は国際保護のガイドラインを策定しました。ガイドラインには法的な拘束力をもつものではないのですが、各国ではこのガイドラインに沿って認定するスタンスをとっています。対して日本政府は、遵守する必要がないとして、新たな定義が適応されないまま、難民条約が厳格に適用されているという現状があります。

02 立証の難しさ

日本では、立証の際には、主観的な恐怖や事情のほかに、迫害の恐怖を抱くような客観的事情が必要になりますが、。着の身着のまま逃れた難民は迫害などに関する客観的な証拠を持ち合わせていないことが多いため、立証が難しいのです。一方他国では、「難民の資格を有しない者が難民認定手続を悪用して在留するよりも、真の難民が迫害のおそれのある国に送還される方がはるかに悪い」という価値観に基づき、難民性の立証の裏付けとなる証拠が少ない申請者に対しても、申請者の置かれている状況を最大限考慮して難民認定が行われています。

難民として申請をした人たちは、原則として、その結果が出るまで、適法に日本にいることができます。しかし、極めて不安定な法的地位の彼らには、その間も様々な壁があります。

例えばドイツでは、難民認定申請者に対して、在留資格や就労許可だけでなく、生活保護・住居・言語研修など、最低限の生活が政府によって保障されます。しかし、日本ではこのような生活の保障はほとんど皆無です。

将来の見通しのつかない日々の中で、若者たちの心が腐っていく現状があります。

「今日も、ただ生きただけ」

難民を待ち受ける三つの壁

01

先の見通せない未来

難民認定申請者は「難民申請をしている」という理由のみで、日本の在留資格が与えられています。今ある就労許可もいつか剥奪されるかもしれない、そもそもいつか在留資格を失うかもしれない。のかがわからない、祖国にいる子供といつ再会できるのか、いつになったら不安が取り除かれるのか、見通しのつかない未来の中で、身も心も腐ってゆきます。

02

日本社会からの隔絶

もともと日本に来る予定も想定もしていなかったなか難民として逃れた彼らは、ほとんどの場合、日本に知り合いはいません。日本の漢字表記に戸惑い、所持金はホテル代ですぐに尽きます。24時間営業の飲食店で夜を過ごし日中は街を歩き続ける生活を、一か月以上送る人もいます。誰とも繋がることもできずに、精神的に追い込まれてしまう方も少なくありません。

03

就職の困難さ

日本語も話せず、その上頼れる日本人の知人・友人がいないとなると、日本の企業文化や雇用にあたっての常識に知識もなく、就職活動をせざるを得なくなります。職業の選択肢がない彼らは、雇用契約書や保険加入もない、危険できつい労働環境に行き着くことも多々あります。

結果的に、逃れた日本でも、希望ある未来を描くことができず、孤独感と将来の見えなさに、押しつぶされてしまう人も少なくなりません。

しかし、難民としての彼らにあるのは、
「悲惨さ」だけなのでしょうか?

実は、彼らは可能性を秘める存在でした。

未来のリーダーたち

WELgeeが関わる難民の方の8割はアフリカ出身者です。遠く離れた日本へと来ることができるのは、高額な航空券を購入することのできる資金のある人や、親類や友人の協力を得られるような人に限られます。事実、医者や法律家、教師、事業家など社会的地位が高い職歴の人も多いです。

溢れる人間力

母国で自分の正義のために声を上げ、逆境を乗り越えてきた彼らは、抜群の人間力と忍耐力、優しさを備えています。WELgeeが関わる難民の方の半分以上が高等教育を受けており、学ぶ意欲が高く、社会や他者に貢献したいという姿勢が印象的な人も多いです。

世界を伝える存在

日本人にとって、難民は私たちが知らない歴史や世界の姿を伝えてくれるメッセンジャーでもあります。独裁政権から逃れた難民の方が、民主主義の重要さを伝えたり、教育機会が狭き門の国で学んだ難民が、教育の重要性を語ったり。彼らは私たちが世界とつながる架け橋となる存在です。

Mission

私たちの役割

志を発掘しつながりを広げ、未来をデザインできる仕掛けをつくる

「難民」という背景を超えて、誰もが「自分らしさ」を活かしながら、
未来を創り変えていける状態をつくります。
私たちの役割は、彼らの友人・家族として、志と可能性あふれる彼らの、
夢に向かう道のりに伴走することです。

Vision

私たちの実現したい社会

自らの境遇にかかわらず、ともに未来を築ける社会

自分の国に民主主義が戻ってくること
児童労働のない産業構造に変えること
今度の選挙が誰も死なずに終わること
若者たちが自由に発言できる世界がくること
国境を超えた経済圏を作ることで弾圧を超えて届けたい相手にサービスが届くこと
より良い社会の実現に向けて、誰もがアクターとして価値を生み出せる状態になること

故郷の未来を背負って命を紡ぎに日本にきた彼らの想いの先には、私たちは直接会うことのない数多の人々がいます。彼ら一人ひとりが描くビジョンを応援することは、その先に何百という人を応援することにつながるのです。

私たちと一緒に、新しい社会を築きませんか?

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学校の方へ

生徒たちが世界の課題と出会う機会を、難民の講師とともに作りませんか? 当事者の生の声から、世界と出会い、真の国際人育成に繋がります

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企業の方へ

様々な強みが活きる、多様性に富んだ組織を作りませんか?
逆境を乗り越えた人財が、あなたの企業に新たな風を吹かせます。

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メディアの方へ

難民一人一人の声を、WELgeeと一緒に伝えませんか?
一つ一つの報道が、社会を変えるきっかけとなります。

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