ダマスカス生まれ。建設業界で約10年間、シリアや中東各地で働いた後、2017年に日本という新しいチャプターを開く。言葉も文化もまるごと違う世界に飛び込んで、不安も驚きもありましたが、それ以上に大きな学びと出会いがありました。2020年には足利大学大学院（土木専攻）を修了。技術を磨く一方で、「人と社会の架け橋になりたい」という思いが芽生えました。2025年からはWELgeeの育成事業部に加わり、難民が日本で自分らしく生き、働くためのサポートをしています。帰化してからも、ルーツと今の自分、そのどちらも大切にしながら、「分断を超えたつながり」を探し続けています。最近の趣味は、街角の建築を切り取ることと、新しいカフェを見つけてはふらっと入ること。